新潟の織物
- 2015/11/13
- 14:09
群馬県邑楽郡大泉町の安野由美ピアノ教室です (*^_^*)
着付け教室も併設致しております
新潟県は織物の産地で有名です
群馬県からは交通の便が比較的良く 車 電車を使って産地に行くことができます
群馬県側から 塩沢 十日町 小千谷を巡ってみました
⚫︎塩沢

JR塩沢駅から徒歩2分のところに南雲織物さんの「塩沢つむぎ記念会館」があります

塩沢で織られている 越後上布 塩沢紬 本塩沢(塩沢お召) 夏塩沢について
詳しく教えてくださいます
民芸品のお土産などが所狭しと置いてあり接客も親切で心配なく入れます
⚫︎十日町

JR十日町駅から徒歩10分 十日町市博物館

こちらでは 越後縮 越後アンギン 明石縮 について詳しく見ることができました
近世越後を代表する麻織物の越後縮(ここでは上布とは書かれていませんでした)
その主産地は魚沼郡、中でも妻有・十日町地方でした
ここ十日町市博物館では縮織りの紡織工程が一貫して理解できるように
原料調製用具を含め、苧績み・撚掛け・整糸・機織りなどの用具が
順を追って多数蒐集されています
越後アンギン
アンギンとはカラムシなどの植物繊維を細い縄や紐にし
スダレや俵を編むのと同じ技法で
経糸(たていと)で緯糸(よこいと)とを絡ませながら編んだ編み布のことです
製作工具は経糸を掛けるケタと、その両端を支える脚を組み合わせたものが本体で
それに経糸を巻く複数のコモヅチで一式になります
この布の起源は古く、縄文時代前期(約7,000~5,500年前)にまでさかのぼり、
室町時代の絵図などにもそれらしき表現がみられるなど、極めて長い歴史があります
明治時代まで十日町市から津南町にかけてのみ生産していたようですが
他の繊維製品の普及とともに姿を消しました
昭和28年に小林存(ながろう)氏がアンギンを再発見
昭和35年 アンギンを製作したことのある最後の人 松沢伝二郎氏は85歳となっていました
明石縮(絹織物)
源流は播州明石とされています
明治20年頃西陣から十日町に見本裂がもたらされ
以来 片シボから両シボ、絣から縫取りへと発展し十日町の看板商品となりました
⚫︎小千谷
JR小千谷駅

JR小千谷駅から2km程と少し距離がある 小千谷市総合産業センター サンプラザ

こちらでは絣付けの技術を知ることができました

小千谷縮(麻織物) 小千谷紬(絹織物)はどちらも緯絣で柄をつけます
当初 白地 無地でしたが延宝〜天和時代(1680年頃)に絣付け技術が考案され
改良ののち緯絣の技法を確立し 18世紀には普及されていたと考えられています
古く麻織物から始まり現代のお着物に至るまでの技術を
垣間見ることができました♫
新潟県栃尾地方の栃尾紬についてはこちらから→栃尾紬
着付け教室も併設致しております
新潟県は織物の産地で有名です
群馬県からは交通の便が比較的良く 車 電車を使って産地に行くことができます
群馬県側から 塩沢 十日町 小千谷を巡ってみました
⚫︎塩沢

JR塩沢駅から徒歩2分のところに南雲織物さんの「塩沢つむぎ記念会館」があります

塩沢で織られている 越後上布 塩沢紬 本塩沢(塩沢お召) 夏塩沢について
詳しく教えてくださいます
民芸品のお土産などが所狭しと置いてあり接客も親切で心配なく入れます
⚫︎十日町

JR十日町駅から徒歩10分 十日町市博物館

こちらでは 越後縮 越後アンギン 明石縮 について詳しく見ることができました
近世越後を代表する麻織物の越後縮(ここでは上布とは書かれていませんでした)
その主産地は魚沼郡、中でも妻有・十日町地方でした
ここ十日町市博物館では縮織りの紡織工程が一貫して理解できるように
原料調製用具を含め、苧績み・撚掛け・整糸・機織りなどの用具が
順を追って多数蒐集されています
越後アンギン
アンギンとはカラムシなどの植物繊維を細い縄や紐にし
スダレや俵を編むのと同じ技法で
経糸(たていと)で緯糸(よこいと)とを絡ませながら編んだ編み布のことです
製作工具は経糸を掛けるケタと、その両端を支える脚を組み合わせたものが本体で
それに経糸を巻く複数のコモヅチで一式になります
この布の起源は古く、縄文時代前期(約7,000~5,500年前)にまでさかのぼり、
室町時代の絵図などにもそれらしき表現がみられるなど、極めて長い歴史があります
明治時代まで十日町市から津南町にかけてのみ生産していたようですが
他の繊維製品の普及とともに姿を消しました
昭和28年に小林存(ながろう)氏がアンギンを再発見
昭和35年 アンギンを製作したことのある最後の人 松沢伝二郎氏は85歳となっていました
明石縮(絹織物)
源流は播州明石とされています
明治20年頃西陣から十日町に見本裂がもたらされ
以来 片シボから両シボ、絣から縫取りへと発展し十日町の看板商品となりました
⚫︎小千谷
JR小千谷駅

JR小千谷駅から2km程と少し距離がある 小千谷市総合産業センター サンプラザ

こちらでは絣付けの技術を知ることができました

小千谷縮(麻織物) 小千谷紬(絹織物)はどちらも緯絣で柄をつけます
当初 白地 無地でしたが延宝〜天和時代(1680年頃)に絣付け技術が考案され
改良ののち緯絣の技法を確立し 18世紀には普及されていたと考えられています
古く麻織物から始まり現代のお着物に至るまでの技術を
垣間見ることができました♫
新潟県栃尾地方の栃尾紬についてはこちらから→栃尾紬