京劇の鑑賞 芍薬の着物で
- 2017/04/27
- 00:00
群馬県邑楽郡大泉町の安野由美ピアノ教室です (*^_^*)
アロマテラピーサロンや着付け教室を併設致しております
京劇は中国のお芝居で 歌 台詞 しぐさ 立ち回りといった方法で演じられます
北京で生まれたために 京劇と呼ばれます
以前から興味があり 今回初めて 舞台を観ることができました
3作品を観劇いたしました
おなじみ「西遊記」より 「金銭豹」(きんせんひょう)
孫悟空等が天竺に向かう旅の途中 宿を求めて立ち寄った先での話。
こちらの娘が 妖怪である金銭豹に見初められ 困っている主人の話を聞いて
孫悟空達が金銭豹を退治することに。
孫悟空と金銭豹の勝敗はいかに
「打 ダー」と呼ばれる立ち回りが 舞台の雰囲気を盛り上げました
見事なバック転の連続に観衆は大喜び といった場面が多かったです
また 化粧も特徴があり 臉譜(れんぷ)という歌舞伎のような隈取は
その人物を表現します
金銭豹は妖怪なので 金 黒 赤ですごい隈取でした
要所要所で見得を切るのも歌舞伎と似ていました
京劇の楽隊は舞台上手で演奏され
打楽器 管楽器 弦楽器で編成されています
劇全体のリズムを役者と一体になって作り 雰囲気を盛り上げていました
玄宗皇帝と楊貴妃のロマンス 「太真外伝」
全編中 最大の見どころは 七夕の夜に永遠の愛を誓う場
皇帝の衣装は黄色
黄色は誰でも着られるものではなく
色で身分を分けるのは昔の日本と変わりありません
中国では人情物語の名作とされる「鎖麟嚢(さりんのう)」
恵まれた良家の娘 薛湘霊(せつしょうれい)の婚礼の日、
居合わせた貧家の娘が 嫁入り支度が整わず 泣いていた
同情した湘霊は嫁入り道具のひとつ 財宝の入った鎖麟嚢を差し上げる。
数年後 湘霊は洪水で流され 行き着いた先の家の乳母として働くが
そこの奥様が いつか鎖麟嚢を渡した貧しい家の娘であった…
日本の歌舞伎と違い 舞台装置は最小限のものしかありません
物語を説明するため 「しぐさ」が重要になります
今日の着物は 芍薬の付け下げ
鮮やかな原色で 舞台が彩られているので
落ち着いたお色に いたしました

京劇の 舞台に置かれた衝立のようなものの絵は富貴花の牡丹でした
芍薬と牡丹の違いは葉にあります
我が家の庭の牡丹ですが
葉に切れ込みが入っています
芍薬は切れ込みはありません

梅鼠の着物に 銀箔を使った帯✨

観劇前の食事は中華料理にしました
ドリンクは 酸梅湯(サンメイタン)

酸梅湯は烏梅(ウバイ=青梅を燻製にしたもの) 洛神(ラクシン)
山査子(サンザシ) 陳皮(チンピ) 甘草(カンゾウ) 大棗(タイソウ) を煎じて
砂糖で甘くしたもの
中華料理店などでは 炭酸で割って提供されます
夏バテ予防にこれからの季節飲まれることが多いようです
「音楽のあるまち 高崎」らしく
群馬音楽センターの前にある公衆電話BOXはコントラバス ♪

来るたびに 撮ってしまう ^^;

♫ ♫ ♫
アロマテラピーサロンや着付け教室を併設致しております
京劇は中国のお芝居で 歌 台詞 しぐさ 立ち回りといった方法で演じられます
北京で生まれたために 京劇と呼ばれます
以前から興味があり 今回初めて 舞台を観ることができました
3作品を観劇いたしました
おなじみ「西遊記」より 「金銭豹」(きんせんひょう)
孫悟空等が天竺に向かう旅の途中 宿を求めて立ち寄った先での話。
こちらの娘が 妖怪である金銭豹に見初められ 困っている主人の話を聞いて
孫悟空達が金銭豹を退治することに。
孫悟空と金銭豹の勝敗はいかに
「打 ダー」と呼ばれる立ち回りが 舞台の雰囲気を盛り上げました
見事なバック転の連続に観衆は大喜び といった場面が多かったです
また 化粧も特徴があり 臉譜(れんぷ)という歌舞伎のような隈取は
その人物を表現します
金銭豹は妖怪なので 金 黒 赤ですごい隈取でした
要所要所で見得を切るのも歌舞伎と似ていました
京劇の楽隊は舞台上手で演奏され
打楽器 管楽器 弦楽器で編成されています
劇全体のリズムを役者と一体になって作り 雰囲気を盛り上げていました
玄宗皇帝と楊貴妃のロマンス 「太真外伝」
全編中 最大の見どころは 七夕の夜に永遠の愛を誓う場
皇帝の衣装は黄色
黄色は誰でも着られるものではなく
色で身分を分けるのは昔の日本と変わりありません
中国では人情物語の名作とされる「鎖麟嚢(さりんのう)」
恵まれた良家の娘 薛湘霊(せつしょうれい)の婚礼の日、
居合わせた貧家の娘が 嫁入り支度が整わず 泣いていた
同情した湘霊は嫁入り道具のひとつ 財宝の入った鎖麟嚢を差し上げる。
数年後 湘霊は洪水で流され 行き着いた先の家の乳母として働くが
そこの奥様が いつか鎖麟嚢を渡した貧しい家の娘であった…
日本の歌舞伎と違い 舞台装置は最小限のものしかありません
物語を説明するため 「しぐさ」が重要になります
今日の着物は 芍薬の付け下げ
鮮やかな原色で 舞台が彩られているので
落ち着いたお色に いたしました

京劇の 舞台に置かれた衝立のようなものの絵は富貴花の牡丹でした
芍薬と牡丹の違いは葉にあります
我が家の庭の牡丹ですが
葉に切れ込みが入っています
芍薬は切れ込みはありません

梅鼠の着物に 銀箔を使った帯✨

観劇前の食事は中華料理にしました
ドリンクは 酸梅湯(サンメイタン)

酸梅湯は烏梅(ウバイ=青梅を燻製にしたもの) 洛神(ラクシン)
山査子(サンザシ) 陳皮(チンピ) 甘草(カンゾウ) 大棗(タイソウ) を煎じて
砂糖で甘くしたもの
中華料理店などでは 炭酸で割って提供されます
夏バテ予防にこれからの季節飲まれることが多いようです
「音楽のあるまち 高崎」らしく
群馬音楽センターの前にある公衆電話BOXはコントラバス ♪

来るたびに 撮ってしまう ^^;

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