東京国立博物館「茶の湯」展 道明の同展創作帯締め
- 2017/04/30
- 18:25
群馬県邑楽郡大泉町の安野由美ピアノ教室です (*^_^*)
アロマテラピーサロンや着付け教室を併設致しております
上野 東京国立博物館 特別展「茶の湯」

正面入って 左奥の 「平成館」にて開催中

日本文化の象徴 茶の湯は
960年〜1279年中国 宗の時代 喫茶の風習をもとに展開
約一千年前の平安〜鎌倉時代の頃に始まり
室町時代 足利将軍家の 唐物愛好
安土桃山時代に 侘茶が千利休によって大成したことで
次第に 町衆へと広がっていきました
今回は 茶の湯を通しての 美術の変遷を
室町時代から近代に至るまで観ることができる
大規模な展覧会です
5章に分けられております
第1章 足利将軍家の茶湯
第2章 侘茶の誕生
第3章 侘茶の大成
第4章 古典復興
第5章 新たな創造
第2章 侘茶の誕生では
茶席の主(あるじ)とも称される 「釜」の展示のひとつに
我が家からも近い 栃木県佐野市の
天明鋳物で作られた釜を観ることができました
天明釜の特徴 柚子肌が美しかったです
福岡県芦屋町の 「芦屋」 や 「天明」で
趣向を凝らした名釜が生まれたのでした
第3章 侘茶の大成では
織部の茶室 京都 藪内家 燕庵(えんなん)の復元 (撮影可能)


売店では お着物好きにおなじみ 道明の帯締が販売されていました
(撮影可能)

今回の展覧会オリジナル帯締が2品
「油滴天目」
堅さがあり 両耳が二枚に分かれていて 締めやすく解けにくい 「本貝ノ口組」
金色と様々な比率で色を散りばめた黒から青の大暈しで
油滴天目を表現されています

「馬蝗絆」(ばこうはん)
かつて 足利義政が所持していた青磁茶碗
ひび割れが生じてしまったため 変わるものを中国に求めましたが
それに変わるものはなく かわりに 鉄の鎹(かすがい)でとめて送り返されました
この鉄の鎹を 蝗(バッタ)に見立てた 銘 です
武官の冠の緒に使われ 伸縮性に富んだ「冠組」
道明さんでは この淡い青磁の色を緑と青の大暈しで
鎹を二色の段染で表現なさっています

会期は6月4日まで ♪
♫ ♫ ♫
アロマテラピーサロンや着付け教室を併設致しております
上野 東京国立博物館 特別展「茶の湯」

正面入って 左奥の 「平成館」にて開催中

日本文化の象徴 茶の湯は
960年〜1279年中国 宗の時代 喫茶の風習をもとに展開
約一千年前の平安〜鎌倉時代の頃に始まり
室町時代 足利将軍家の 唐物愛好
安土桃山時代に 侘茶が千利休によって大成したことで
次第に 町衆へと広がっていきました
今回は 茶の湯を通しての 美術の変遷を
室町時代から近代に至るまで観ることができる
大規模な展覧会です
5章に分けられております
第1章 足利将軍家の茶湯
第2章 侘茶の誕生
第3章 侘茶の大成
第4章 古典復興
第5章 新たな創造
第2章 侘茶の誕生では
茶席の主(あるじ)とも称される 「釜」の展示のひとつに
我が家からも近い 栃木県佐野市の
天明鋳物で作られた釜を観ることができました
天明釜の特徴 柚子肌が美しかったです
福岡県芦屋町の 「芦屋」 や 「天明」で
趣向を凝らした名釜が生まれたのでした
第3章 侘茶の大成では
織部の茶室 京都 藪内家 燕庵(えんなん)の復元 (撮影可能)


売店では お着物好きにおなじみ 道明の帯締が販売されていました
(撮影可能)

今回の展覧会オリジナル帯締が2品
「油滴天目」
堅さがあり 両耳が二枚に分かれていて 締めやすく解けにくい 「本貝ノ口組」
金色と様々な比率で色を散りばめた黒から青の大暈しで
油滴天目を表現されています

「馬蝗絆」(ばこうはん)
かつて 足利義政が所持していた青磁茶碗
ひび割れが生じてしまったため 変わるものを中国に求めましたが
それに変わるものはなく かわりに 鉄の鎹(かすがい)でとめて送り返されました
この鉄の鎹を 蝗(バッタ)に見立てた 銘 です
武官の冠の緒に使われ 伸縮性に富んだ「冠組」
道明さんでは この淡い青磁の色を緑と青の大暈しで
鎹を二色の段染で表現なさっています

会期は6月4日まで ♪
♫ ♫ ♫
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