信州上田 絹の旅
- 2017/09/29
- 11:59
群馬県邑楽郡大泉町の安野由美ピアノ教室です (*^_^*)
アロマテラピーサロンや着付け教室を併設致しております
日本絹の里 友の会 と
群馬の絹 活性化研究会 合同で
長野県上田市へ 視察研修会に参りました
バスガイドさんが同行する旅は久しぶり 💕
薄黄緑色で光沢のある こちらの着物で参りました (^_-)
ご参加の皆さまは 絹や染織の専門家や愛好家でいらっしゃいますので
着物やバッグの事まで 色々と お声かけくださる方が多かったです

まずは 信州大学繊維学部資料館へ

信州大学繊維学部は明治43年(1910)
蚕糸に関する初の高等教育機関 また、
長野県下初の国立学校として設立されました
昭和24年(1949)には信州大学繊維学部として発足し
現在に至ります
農園では480品種の桑を栽培していらっしゃいました

次に訪れたのは 常田(ときだ)館製糸場
明治33年(1900)常田館製糸場創立
昭和59年(1984)製糸場休止
平成24年(2012) 構内の7棟の建物が
重要無形文化財指定を受けました
木造5階建 繭倉庫
ボイラーの煙突が見えます
もう少し高かった物を
安全性を考慮して何度か先を切っています

内部はこのようになっています


倉庫の繭を引き上げるリフトには…
昭和58年 群馬県の晩秋を仕入れて
昭和59年 その繭を引いて
業務を終えた跡が残っていました

敷地内の 明治41年に建てられた事務所兼住宅


蚕神のお軸


初代 内閣総理大臣 伊藤博文 書
「富国有養蚕」(富国は養蚕に有り)

明治以降 日本が近代化を進める中で
群馬の富岡製糸場をはじめ 長野県上田市は
養蚕 製糸産業が 大変重要で大きなウエイトを占めていたのだと
改めて勉強する事ができました
盛りだくさんの信州 上田の旅
次は 千曲川を渡り

小岩井紬工房へ

林檎染めの反物や
整経や機織りを見学させていただきました
林檎染めはフジ 紅玉 など 種類で色が違うのですね

たらいには リンゴの樹皮が

昔ながらのお道具を大切に守り
織り子さんがパタンパタンと織る機音が響く
活気のある 素敵な工房でした
あまりお時間がとれず慌ただしくごめんなさい
お忙しい中 団体客をおもてなしくださり
工房の皆さま どうもありがとうございました
最後に 上田城趾公園で
真田三代の特別企画展を見学
9月末の信州ですが
上田市内の電光掲示板が30℃を示しており
日差しが強かったです 💦
そして 暑い中 結構 歩きました 💦
日差しの強い日は お肌にも絹製品にも日傘が必要です
やっぱり 着物生活はどうしても荷物が多くなるのです💦
武田二十四将として名を馳せた猛将 真田幸隆
徳川の大群を2度にわたって退けた 幸隆の三男昌幸
父 弟とともに真田家を守り
上田の礎を築いた昌幸の次男幸村

上田城 現在の石垣は仙石忠政が造ったものですが
城主は 大手門の石垣に巨石を用い
権威を示しました
真田石

眞田神社も参拝して


神社の奥に 真田井戸
この井戸には抜け穴があり 北の山麓の砦に通じていたため
平糧の運び入れ 城兵の出入りに不自由しなかったのだそうです

さてさて 旅の楽しみの一つ お食事は
秋の信州らしく 松茸御膳 をいただきました
しめじ栽培をなさっているところで
きのこづくし の昼食です
大鍋のきのこ汁が 一番美味しかったわ

信州味噌工場では
6t とか 8t といった100年以上使い続けている巨大な樽で
1年半熟成するというお味噌
仕込み中のお味噌の前で説明を受けて
じっくり時間をかけて造るお味噌は格別です

お味噌汁や味噌ソフトクリームもいただき
うん、これは
群馬の焼きまんじゅうの味噌だれに似たような
甘味噌ですよ

今回の素敵なバスガイドさんは富岡ご出身で
お子様の小学校では
お蚕さまを育て 繭から糸を紡ぎ
校旗を作るプロジェクトも行われているのだとか
群馬の絹とも関係深い長野県の絹産業の歴史を
勉強させていただいた 楽しい1日となりました ♪
🍀 おしまい 🍀
♫ ♫ ♫
アロマテラピーサロンや着付け教室を併設致しております
日本絹の里 友の会 と
群馬の絹 活性化研究会 合同で
長野県上田市へ 視察研修会に参りました
バスガイドさんが同行する旅は久しぶり 💕
薄黄緑色で光沢のある こちらの着物で参りました (^_-)
ご参加の皆さまは 絹や染織の専門家や愛好家でいらっしゃいますので
着物やバッグの事まで 色々と お声かけくださる方が多かったです

まずは 信州大学繊維学部資料館へ

信州大学繊維学部は明治43年(1910)
蚕糸に関する初の高等教育機関 また、
長野県下初の国立学校として設立されました
昭和24年(1949)には信州大学繊維学部として発足し
現在に至ります
農園では480品種の桑を栽培していらっしゃいました

次に訪れたのは 常田(ときだ)館製糸場
明治33年(1900)常田館製糸場創立
昭和59年(1984)製糸場休止
平成24年(2012) 構内の7棟の建物が
重要無形文化財指定を受けました
木造5階建 繭倉庫
ボイラーの煙突が見えます
もう少し高かった物を
安全性を考慮して何度か先を切っています

内部はこのようになっています


倉庫の繭を引き上げるリフトには…
昭和58年 群馬県の晩秋を仕入れて
昭和59年 その繭を引いて
業務を終えた跡が残っていました

敷地内の 明治41年に建てられた事務所兼住宅


蚕神のお軸


初代 内閣総理大臣 伊藤博文 書
「富国有養蚕」(富国は養蚕に有り)

明治以降 日本が近代化を進める中で
群馬の富岡製糸場をはじめ 長野県上田市は
養蚕 製糸産業が 大変重要で大きなウエイトを占めていたのだと
改めて勉強する事ができました
盛りだくさんの信州 上田の旅
次は 千曲川を渡り

小岩井紬工房へ

林檎染めの反物や
整経や機織りを見学させていただきました
林檎染めはフジ 紅玉 など 種類で色が違うのですね

たらいには リンゴの樹皮が

昔ながらのお道具を大切に守り
織り子さんがパタンパタンと織る機音が響く
活気のある 素敵な工房でした
あまりお時間がとれず慌ただしくごめんなさい
お忙しい中 団体客をおもてなしくださり
工房の皆さま どうもありがとうございました
最後に 上田城趾公園で
真田三代の特別企画展を見学
9月末の信州ですが
上田市内の電光掲示板が30℃を示しており
日差しが強かったです 💦
そして 暑い中 結構 歩きました 💦
日差しの強い日は お肌にも絹製品にも日傘が必要です
やっぱり 着物生活はどうしても荷物が多くなるのです💦
武田二十四将として名を馳せた猛将 真田幸隆
徳川の大群を2度にわたって退けた 幸隆の三男昌幸
父 弟とともに真田家を守り
上田の礎を築いた昌幸の次男幸村

上田城 現在の石垣は仙石忠政が造ったものですが
城主は 大手門の石垣に巨石を用い
権威を示しました
真田石

眞田神社も参拝して


神社の奥に 真田井戸
この井戸には抜け穴があり 北の山麓の砦に通じていたため
平糧の運び入れ 城兵の出入りに不自由しなかったのだそうです

さてさて 旅の楽しみの一つ お食事は
秋の信州らしく 松茸御膳 をいただきました
しめじ栽培をなさっているところで
きのこづくし の昼食です
大鍋のきのこ汁が 一番美味しかったわ

信州味噌工場では
6t とか 8t といった100年以上使い続けている巨大な樽で
1年半熟成するというお味噌
仕込み中のお味噌の前で説明を受けて
じっくり時間をかけて造るお味噌は格別です

お味噌汁や味噌ソフトクリームもいただき
うん、これは
群馬の焼きまんじゅうの味噌だれに似たような
甘味噌ですよ

今回の素敵なバスガイドさんは富岡ご出身で
お子様の小学校では
お蚕さまを育て 繭から糸を紡ぎ
校旗を作るプロジェクトも行われているのだとか
群馬の絹とも関係深い長野県の絹産業の歴史を
勉強させていただいた 楽しい1日となりました ♪
🍀 おしまい 🍀
♫ ♫ ♫
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